北海道5区選挙違反に関する札幌地裁判決について談話
1.札幌地方裁判所において本日、北海道5区における公職選挙法違反に関して、連合石狩地協の役員を兼務していた札幌地区連合の前会長に対して、懲役2年執行猶予5年の有罪判決があった。これは、昨年8月に行われた第45回衆議院選挙の北海道5区の選挙活動において、電話作戦におけるボランテイアに対する報酬を約束したとして選挙違反に問われたものである。
2.この間、連合北海道は、公判の内容と結果に注目してきたが、一審では厳しい判決が示された。今後、当事者および関係者がこれからの対応を検討するが、今回の判決で下された量刑等を不服として控訴する場合は、連合北海道としてこれを支えていく。
3.連合北海道は、この件によって多大な迷惑をおかけした当該選挙区の有権者の皆様をはじめ関係者の方々に心からお詫びを申し上げる。これまでも法遵守の下に選挙活動に取り組んできたが、今回の事態をふまえて、今後、各種選挙での推薦候補者の支援活動に当たっては、役員・組合員の遵法精神のさらなる育成に努めていかなければならない。
4.連合北海道は、今後とも勤労者・国民のための政策・制度の実現をめざして政治・政策活動に取り組んでいくが、有権者や組合員の政治意識の高揚に努めるなど、これからの時代に相応しい取り組みを追求していく。
以上
2010年2月12日 | カテゴリー:談話