取引適正化を求め経産局、公取委へ要請【春闘ニュースNo.06】
連合北海道は4月15日、北海道経産局及び公正取引委員会北海道事務所に対して、大手企業と中小企業・小規模事業者間における取引の適正化などを求めて要請を行った。
経産局への要請にはUAゼンセンやフード連合、運輸労連の仲間も同席し、アンケートに基づく現場の実態や問題点などを指摘し、改善を強く求めた。
また、経産局には新型コロナウイルス感染症(以下、COVID-19)の感染拡大防止に向けた様々な対応に伴い、経済活動の停滞で大きな打撃を受けている中小・零細企業に対して、従業員の安易な解雇や労働条件の切り下げ等、労働者が不利益を被らないよう事業支援策の充実や各種助成・融資制度等の一層の周知を図るよう要請した。
道内経済5団体へ賃金、労働条件改善等の要請書提出【春闘ニュースNo.05】
連合北海道は3月6日、札幌市内で道内の経済5団体(北海道経済連合会・北海道商工会議所連合会・北海道商工会連合会・北海道経済同友会・北海道中小企業団体連合会)に対して、2020春闘における連合の考え方を説明し、4%程度の賃金引き上げや、パート労働者等の均等待遇の実現をはじめとする雇用の安定・確保、長時間労働の是正を含む労働条件改善等4分野29項目の実現を求める要請書を提出した。
また、新型コロナウイルス感染症(以下、COVID-19)対策についても、雇用者にとって不利な取り扱いがされないよう各会員企業に対して支援制度等の周知活動を一層徹底するよう強く求めた。